メトロポリタン美術館へ行ってきました。
セントラルパークの真ん中あたりにあります。
大勢の人が訪れていました。
入館時に、手荷物チェック。
飲み物などの持ち込みは禁止されています。
知らなかった私たちは、家から持ってきたペットボトルを捨てるか、今ここで飲んで、といわれてしまい、泣く泣く捨てました。
入場料は、大人25ドル、でも、寄付制なので1ドルでも可能、と書いてあるガイドブックもあります。
なので、あわよくば1ドルで見学しようともくろんでいたのですが、、、。
案内板には寄付制とはどこにも書かれていない。
recommendedの文字は確認できた。
推奨は25ドルということ???
入り口には怖い顔した警備の人がいて、入場料を払ってもらうシールがないと中には入れてくれない様子。
自動販売機を発見。
そこには、FULLで払う場合のみ可能、という注意書きがありました。
ということは、対面式の入場券売り場ではFULLではないことが可能ということかな?
おそるおそる、入場券売り場へ並ぶ。
自分たちの番がきた。
大人1枚、学生1枚、といったら合計で37ドルをお勧めします、といわれる。
ここでかけに出る。
財布から最初につかんだ20ドル札だけを差し出してみる。
しばらく沈黙。。。
お姉さんが、お金を数えて、20ドルでいいか?と確認される。
「Yes」といってみる。
すると、レジに打ち込み、すんなり、そのままチケットを2枚、レシートとともに出してくれた。
沈黙と売り場のお姉さんの視線に負けなければ1ドルでも可能だろう。
現に前に並んでいたカップルはそのときはわからなかったが、レジの表示を比較すると、カップルで5ドル払っていたようだ。
早速、中へ。
とりあえず、1階から見ることに。
いくつもの割と小さな部屋がたくさんあり、迷路のようです。
日本の美術館みたいに順路もないし、今ここにいるよ、という案内板もほとんどない。
小さな部屋には番号がついている。
入り口に戻って総合案内で館内案内をもらう。
日本の美術館みたいに再入場できません、ということはありません。
今日の日付の入ったシールさえ服に張っていれば何回でも入りなおせます。
館内案内は日本語もあるけど、どの部屋にどの有名な作品があるのか、という案内がありません。
なので、普通の部屋に、さりげなくピカソの絵があったりする。
そして、あまりにさりげないので誰も見てなかったりする。
どうやら、コレクションごとの部屋もあり、そうするとピカソの絵として固まっていなくて、コレクションごとの塊であったりするようなのだ。
有名な絵を探すポイントは、作品の名前や作者の名前や説明を書いてあるボードにイヤホンマークがあるかどうか、あればオーディオで説明がある、ということを意味するからです。
もっとも、それをみても知らない作者のものということもあります。
有名な作者のものであっても、イヤホンマークがないものもあります。
自分の目を信じるしかなさそうですね。
とりあえず、一個一個をみることはせずに、ざーっと流して歩いてみることにしたが、それでも迷路のような部屋のつくり、案内上はいけるようになっていても、公開されていなくて通りぬけできない場所もあります。
そしてあまりに広い、広すぎる。
すべてを見るのをあきらめました。
的を絞って見るという方針へ変更。
ガイドブックで紹介されていたフェルメール、ゴッホ、モネの睡蓮を見よう。
それらはすべて2階にありました。
どれも人がそこそこ集まってはいるが、並んだりすることはなく、間近でじっくり見ることができました。
また、写真撮影もフラッシュをたかなければ可能です。
ギリシャ時代、エジプト時代、ポリネシアやアフリカのもの、中世のナイトの鎧も馬に乗って人が身につけた状態を再現して展示してあります。
主人はいたくこのナイトの展示を気に入ってました。
また日本の侍のよろいもありました。
古い形の弦楽器、金管楽器、鍵盤楽器なども展示されていました。
私チェロを少々触ったことがありまして、とても興味深かったです。
2・3時間歩いて通った部屋は半分くらいでしょうか。
見たいものやテーマを絞っていくべきでしたね。
甘く見すぎていました。
ざーっと流してもすべての部屋を通ろうと思ったら、3時間でも足りないと思います。
私たちはニューヨークに住んでいるので、また来ようといえますが、観光で来ている短い時間で後悔しないためには、ぜひ下調べすることをお勧めします。
そんなこんなでしたが、私たちはだいたい有名どころは見れたようです。
また、時間があれば、今度はじっくり戦略を立ててから行こうと思います。