トリーバーチのサンプルセールでの出来事

先日、トリーバーチのサンプルセールに行ってきた話はしましたが、その靴売り場でのことを書こうと思います。

靴売り場は区切られたスペースになっていて、カウンターでお店の人に靴の種類とサイズを伝えて靴の片方を出してもらい、試着し、買うという流れになっていました。

そんな風になっているとは事前に知らなかったので、靴のサイズを調べていませんでした。
聞かれて、とっさに思い出したのが、日本でコールハーンの靴を買った時のことでした。
確か6.5だったはず。でも、エナメルだったこともあり、横幅がきつかったような。
なので、しばらく考えてから7と言ってみた。
出してくれたのを試着してみるとぶかぶか。
裏返してサイズを確認するとなぜか7.5。
大きすぎる、と片言の英語で伝えて小さいのを出してもらう。
7が出てきた。少し大きいかなぁ。
もう一回、大きすぎるというと今度は6が出てきた。
6はきつかった。
やっぱり6.5かと思い、7は大きいし、6は小さいと伝えて6.5を出してもらう。
サイズはあったけど、ヒールのカーブが私には少し合わない気がする。
革はいいの使っていてフィット感はいいのだけどなぁ。
さらに、ちょっとした傷が正面、後ろといくつかあることに気がついた。
値段も定価からすれば激安ですが、元値が高いので値引き後もそれなりの価格です。
靴には結構うるさい私。悩んでしまいました。
悩んだ時は買わないことにしているので、この時も買わないことにしました。

店員さんに片方の靴を返して、thank you、とそのまま帰ろうとすると、店員さんがこっちへ戻ってきなさいと言っている。
戻ると、これを買わないのか、と聞かれたので、はい、と言ってその場を立ち去ろうとしたら、何か言いたげな顔で店員さんがずっとこちらを見ています。でも、なにも言っては来ません。
私はそのまま立ち去りましたが、どうすべきだったのでしょう。

確かに靴のサイズを四回変えて出してもらいました。それは店員さんの手を煩わせて申し訳なかったと思います。でも、冷やかしではありません。見た目は気に入ったのですが、試着してみたら私の足に合わなかったのです。
英語が不自由なのも申し訳なかったと思いますが、仕方ありません。私が思っている以上にきっと失礼な物言いをしていたに違いありません。
もしかしてチップが必要だったのかしら?
色々考えられるけど、どれが正解かはわかりません。

こちらのお買い物のルールをお勉強した方がいいかもしれないですね。


コメント

  1. よしを より:

    たぶんコミュニケーションが足りなかっただけじゃないかな?

    こちらはコミュニケーションの国ですからもっとドンドンコミュニケーションしていけば良いと思います。

    「色とデザインは良いんだけど、ココに傷があるのに思ったほど安くないわ」とか、そういうのを口に出して言うのは日本では厚かましいとかズケズケしているという感じで、あまり良い事とは言われませんが、こちらではその逆でそういうことをドンドン言って、相手に自分の思いを伝える事の方が大切みたいです。
    しかも一つ一つ対応してくれるたびに「何が良くて何が悪い」ってはっきり指摘したり、例えば、色違いを出してくれたら大げさにOh! good colorとか商品を褒めて店員さんの気分アップも重要なポイントです。

    「デザインは良いんだけど、もう少しヒールが低い方が好き」とか・・
    最終的には「凄く良いんだけどどれも私の足にフィットしないの、残念だわ」とか言えば良いと思います。
    英語に心配があるのなら一番最初にI’m sorry, my english not so good.と一言言えば向こうも一生懸命こちらの言う事を聞こうとしてくれる場合も少なく無いです。
    (店員さんが忙しいときは取り合ってくれない可能性もありますが・・)
    英語が流暢に話せないのを恥ずかしく思ったり、申し訳ないと思う必要はありません。

    日本だと思った事を口に出しすぎるのは節操ないと取られる場合がありますが、逆にこちらでは何でもかんでも自分の思った事を表現する事が大事みたいです。
    とにかく最初に店員さんに声を掛けるときから笑顔で(←これ大事)話し掛けて、相手の言っている事が多少分からなくとも、こちらの思っている事をドンドン口に出していけば以外と上手く行ったりするかもよ?

    もちろん愛想の悪い店員さんもこちらでは沢山居るので、そういう人に当たったら運が悪かったと言う事で・・

    異国に住むって事はやっぱり大変な事も少なく無いけれど、それも一緒に海外生活の醍醐味と楽しめるぐらいに頑張りましょう。

  2. リタ より:

    よしを様

    アドバイスありがとうございます。
    確かにこちらの人は何でも言葉にして表現するように感じます。
    よく話しかけられますしね。
    英語がまだ思ったことを言えるレベルになっていないのもネックなのですが、ついつい笑顔でカバーになってしまっているので、こちらの人の対応を町で研究して自分のものにしようと思います。
    I’m sorry, my English not so good.と最初に言っておくというのは実践してみます。そのほうが自分も気が楽になって色々とその後話せる気がしました。
    ありがとうございます。

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