ニューヨークの食で困ったことは、色々ありましたが、そもそも肉が苦手だという点に起因することも多かったように思います。
肉売り場であまりにも日本と品揃えが違って途方に暮れたことも今となってはいい思い出になってしまったようで、、、。
今の私の家の近所だけかもしれませんが、まずひき肉は牛肉だけというのがないです。たまに牛肉赤身のひき肉がある程度で基本は合挽きです。
アメリカでは牛ひき肉かターキーのひき肉しかなかったのとは違いますね。
豚のひき肉がなくて結構困ったのですが、牛ひき肉の方で餃子なんかも作っていたので牛ひき肉がなんとなく恋しい気がしたりして。
そして、当たり前だけど、部位の名前しか書いてないパッケージでどう料理すればいいのかわからなかったのも今ではいい思い出に感じられたりして、時が経つのはいいような悪いような^^;
日本でシチュー、カレー用(肩)とか料理名と部位が書いてあるので復習しています。以前は料理名にかなり頼って買ってたのですが、よく見れば部位が書いてあることも多いので、その部位と肉の見た目(脂身が多い少ないとか色とか)をよくみるようにしています。それでも、例えばシチュー、カレー用というのはすでにサイコロ状に切られたりしているのでなかなかわかりにくいですけどね。
そしてなんといっても、やはりアメリカの絶対2人では食べきれない量でしか売っていないことが困りました。切り分けて冷凍してました。
違和感感じながらも慣らされていたのか、日本の少量での販売になんとなく物足りなく感じてしまったりして^^;
慣れって恐ろしい。
そんなことをたまーに思い出しながら日々の買い物をしていたのですが、最近、スペアリブがドーンと近所のスーパーに売っていたのを見つけました。いつも行くスーパーなのでこの時たまたま仕入れていたのだと思います。
なぜかすごく懐かしく感じてしまい、つい、手に取り買ってしまいました。ルンルン気分でレジに並びました。
肉が苦手なのになぜ手にとったのか、なぜあんなに嬉しかったのか、今でも不思議です。
買ってしまったものは仕方ないので、バーベキューソース風のたれをつけてオーブンで焼いて食べました。8本入ってましたね。こんな味にしてたなぁって感じでした。買ったことに満足したのか、食べた時には特に感動もなく、懐かしさもなかったです。
あれはなんだったのか、、、。
時が経てば些細なことですらいい思い出に変わるのか?
自分の行動なのに謎に感じた行動でした。