ニューヨークにいたときにお世話になったTさんが一時帰国されることになり、お土産をお渡ししましょう、という話になり、主人と相談していて、改めて自分たちの渡米時にいただいて重宝したものを思い返しています。
親しい人達には具体的に必要な物をリクエストしたので、役に立ったのは言うまでもないですが、すでに渡米している人はすでに持っているよなぁ。
やっぱり、日本食関係かな。
ただ、だいたいのものはニューヨークでも高いけど調達できるしなぁ。
かさばるもの、重たいものは荷物になるしなぁ。
でも、軽くてかさばらないものはニューヨークでもそこまで高くないというのもあるしなぁ。
そして、ある程度のものはご自身で持って行くように調達するだろうことも考えると、なかなか難しい。
私たちが渡米する際に宗達というお店の蝦夷松という高級乾燥ふりかけをいただきました。
日本食が恋しくなったとき、これがとてもよかったです。
もちろん、自炊してご飯も炊き、入手できる食材で日本食をつくっていましたが、レンコンやゴボウ、ナメコ、マイタケ、エノキなど私が住んでいた地域では入手困難なものを食べたくなることがあり、そのときに何を食べればその欲求が紛らわせるか、これは意外と重要な問題だったりします。
下手に似たものだともっと恋しくなってしまったりして、なかなか厄介な問題だと思うのは私だけでしょうか?
そんなとき、私は日本からもってきた美味しい梅干し、それとお茶の先生にいただいたこの蝦夷松がききました。
全然食べたかったものと違うのだけど、なぜかおさまるのです。
なんだか、甘いものを無性に食べたい気分の時に、安いチョコをたくさん食べてもなかなか甘いもの欲求が満たされないのに、上質な和三盆の干菓子やチョコレートでも上質なトリュフなどを一粒いただくと満足感が大きく、甘いものを食べたい欲求がすぐに満たされるとの同じでしょうか。
梅干しは少ししか持ってこなかったのですぐになくなりましたが、蝦夷松は乾燥しているので日持ちもして、さらにわりと濃いめの味なので少量でよいというので、かなり長く使えました。
どの食べ物で解決できるかは人それぞれとも思いますが、上質なものを少しいただく効果は無視できないと思います。
小袋で10g300円からあります。
ふりかけ、お茶漬けの他に出汁の代わりに使うこともできるそうです。
主人はそのままお酒のおつまみとして食べていました。
色々な方法で食べられるのも嬉しいですね。
今回は口に合うかわからないので他の種類も合わせて小袋3袋を小さめの箱に詰めてお渡しする事にしました。
だし工房宗達HP
http://www.soutatu.co.jp/