ニューヨークの地下鉄は突然駅を飛ばす

今日は、コロンビアのESLへ向かうため、朝ラッシュ時に地下鉄に乗りました。
ESLについてはまた別の機会に書きたいと思います。

地下鉄が急に急行になる、とブログに書いていらっしゃる方がいるのですが、自分がその現場に居合わせたことがなかったので、expressとlocalがあるということかと思っていたのですが、今日突然急行になる、という現場に居合わました。

私が乗っていた「1」(地下鉄の線の名前(「銀座線」みたいなもの))はローカルしか走らない路線です。
私がマーブルヒルで待っている時点で少し遅れてやってきました。
そして、東京でもよくある話で、ちょっと遅れると待っている人が増える、乗るのに時間がかかる、電車の中がいっぱいになり、乗れなくなる、そしてさらに電車が遅れる、というパターン。
それにどうやらなってしまったようです。
といっても、東京のラッシュだったら、もっとぺちゃんこになるまで押されて入るはずが、ここニューヨークでは自分のテリトリーを守ろうとする意識が強いのか、それほどつめてはくれません。
なので、あっという間にいっぱいになり、乗れなくなります。(車両の真ん中あたりは余裕なんですけどね。)
そうなると、どうやら、駅を飛ばすようなのです。

私は225st駅から乗っていて、コロンビア大学は116st駅にあります。
駅名は通りの名前で私の乗っている方向では徐々に数字が小さくなっていきます。
乗ってしばらくすると、もうホームには人が大勢いるし、車内も入り口付近は人がいっぱいで人を押さないと入れない、という状態になりました。
そして、138st駅だったかな。
次の駅はナインティシックスストリートです、という風に聞こえた。
ええ??ナインティシックスって、「96」だよね?
と思っているうちにドアが閉まり、電車は発車した。
えええーーー!!!

125st駅は通過してしまった。
どうしよう、もしかして、本当に96stまで止まらなくなったのか?と一人動揺、「ナインティシックスって96?」とかうっかり声に出して言っちゃったりしてきょろきょろしているのに、誰も慌てた様子はない。
とうとう116stのホームに入ってきた。
ちょっとスピードが落ちてきた!
おおー!!止まるみたい♪、、、、、止まった!!
止まってすぐに「エクスキューズ・ミー!!」と叫んで、人をかきわけ(押しのけ)、飛び降りた。
直後にドアが閉まり、電車は行ってしまった。
ああー、よかった。
危うく先の駅までつれてかれちゃうところだったよ(>_<)

電光掲示板をみると、私の乗っていた電車がdelayになっていて、次の列車は特に何も書いていないのでこちらのon time(5分以内の遅れ)ということだろう。

私の他にこの車両では誰も降りなかった。
つまり、みんな自分に影響ないから、ちっとも慌てていなかったのか。
むしろ、通過してくれて、遅延を取り戻してラッキーくらいに思っていたのかも。

それにしても、ニューヨークの電車遅延はこうやって解消するんですね。
もう満員で駅に止まっても乗れないし、駅に止まると遅くなって前後の電車に影響があるので通過します、っていうことですよね。

今がどうかはわからないけど、私が小さい頃、バスがそうだったなあ。
運転手さんが色々とお客さんに指示を出してがんばってバスに詰め込むけど、もう乗れない!!ってなると、降りる人がいないバス停は止まらないんですよね。
ちゃんと、止まってバス停で待っている人に「いっぱいなので次のバスをお待ちください」と言ってくれる運転手さんもいたけど、素通りってこともあったような。。。

今回は、私の降りる駅で止まってくれたからいいようなものの、もう少し早めに、正確に、アナウンスしてほしいなあ。。。
私が聞き取れなかっただけかな(汗)


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