今日、コロンビア大学の語学学校からの帰り道、地下鉄が遅れていました。
珍しく色々なアナウンスが流れています。
物を落としたらホームに近寄らずにオフィスに知らせろ、とか、
電車が遅れているよ、とか、
その中で気になることが聞こえた気がしました。
215stから242stの間は止まらない???
何の張り紙もしてありません。
しかも、MTAのホームページを見ても、1番・2番・3番はgood sreviceと書いてあったので、weekendのことかな、と思ってそのまま来た電車に乗りました。
降りる駅の2つ前くらいになって、車掌さんがアナウンスを始めました。
やっぱり止まらないようなことを言っている気がする。。。
心配になって、車掌さんがいる車両に乗っていたので、止まった駅で車掌さんに質問。
「この電車はマーブルヒルに止まりますか?」
車掌さんいわく、「ううん。止まらないから、このまま乗っていって戻ってきなさい。」
「えええ???」
「go aroud.」とりあえず、乗ってとジェスチャー混じりで言われる。
とりあえず、また電車に乗り、今のやり取りを復唱してみる。
この電車はマーブルヒルには止まらない、でもこの電車に乗ってgo aroundしなさい、ということは、一度終点まで行って反対方向に乗り換えて戻ってきてね、と言っているではないですか!!!
斜め向かいに座っていたおばちゃんも携帯で「I’m confusing!」マーブルヒルで止まらないんだって!!みたいなことを誰かに話している。
地元の人も混乱するなら、私が動揺するのも無理がないね、と自分に言い聞かせてみる。
マーブルヒルのホームの先で工事をしていました。
これが原因ですね。でも、何の張り紙もないし、ホームページにも何の案内も出ていないというのはどういうことかしら?突然何かの不具合でも発見されたのかしら?
なんて思っているうちに、電車はどんどんと終点に近づきます。
そこは、ブロンクス地区のど真ん中、治安が悪いといわれています。
どうしよう、今日は私一人しかいない。
心なしか、乗っている人もみな不安そうにしてまわりをきょろきょろしています。
数分後、終点の242stに到着。
ホームの反対側にもう電車がいて、すぐに乗り換えられました。
他の人も多くの人がそうしていました。
これで帰れそうだとなった途端、気持ちに余裕ができて、駅の外を見てみました。
広い公園が広がっていて、子供たちが遊んでいます。
マーブルヒルとあまり変わらないですね。
まあ、昼間だからだと思いますけど。
無事にマーブルヒルで降りられました。
日本との違いは線路が複々線化されているところが多いので、片道だけ工事していても他は通れるというところです。
日本だったら、すべて電車を止めてしまうだろうところを、片道だけでも運転してくれるのは助かるのですが、なんせアナウンスが不足していて、わからないことが多いってことです。
今回も張り紙を各駅にするとか、ホームでアナウンスを頻繁にするとか、車掌さんが2駅前ではなくてもっと前からアナウンスしてくれれば、よかったんですけどね。
車掌さんの近くに乗っていなかったら、あまりに情報がなくて途方にくれるところでしたね。
目的地で降りられないパターンはまだまだ色々ありそうです。
経験値をあげていくしかなさそうです。