東京では、電車の駅のエスカレーターは、右側は歩いてのぼる人用、左側はそのまま乗ってのぼる人用ですよね。
大阪はその逆で右側がそのまま乗っている人、左側が急ぐ人用で、不思議だなあって思ったことがあります。
では、ニューヨークではどうでしょう?
グランドセントラル駅にあるエスカレーターで気がつきました。
大阪と同じで右側がそのまま乗っている人、左側が急ぐ人用なんです。
もちろん、グランドセントラル駅は観光客の利用も多いので、いつもそうなっているわけではありません。
両側とも普通にそのまま乗っている人の場合もあります。
でも、朝や夕方のラッシュ時間帯は通勤客が多いようで、自然とそうなっているようです。
最初は気づかなかったのですが、前の人がエスカレーターを歩き始めて、なんだか違和感があるなあと思ったら、東京と逆だからかと思いました。
そもそもあまりこちらの駅ではエスカレーターはありません。
階段が基本です。
地下鉄は東京の銀座線のように、比較的浅いところを走っているので、階段の段数もそこまで多くはないというのもあるとは思いますが、それにしてもバリアフリー化が遅れているな、という印象があります。
あと、地下鉄の電車の中の案内で、病気になった人がいた場合には車掌を呼んでください、みたいな貼紙があります。
それが、5ヶ国語くらいで書いてあるのですが、英語、スペイン語(たぶん)、中国語、ハングル、あともうひとつの言語で書かれています。
日本語はないんですよね。
切符の自動販売機も英語、スペイン語、中国語、フランス語、ドイツ語の対応です。
5ヶ国語対応しているのに日本語が入っていないのはなんとなく寂しいですね。
日本人はみんな英語が読めると思われているのかしら?
それとも日本からみるとニューヨークは日本人が多いと思いますが、ニューヨークからみると日本人は少数派ということなのかもしれません。