カップラーメンとカップ焼きそば

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ニューヨークにきてすぐの頃、近所のスーパー、ショップライトで日清のカップヌードルを見つけた時には、この国で飢えることはないだろう、と安心したものです。

フレーバーはビーフ、チキン、シュリンプ。???カップヌードルってそういう種類ってあったかしら?
いい方が違うだけ?と思って買ってみました。3個パックが安売りしていると1ドル、激安です。

でも、食べてみてビックリ。
日本のと全然味が違います。
何と表現していいかわからないですが、醤油味が薄いって感じです。塩味が薄いということかもしれません。
こちらの味覚に合わせているんですかねぇ。

そして、見たことのないパッケージの焼きそばが。日清にマルちゃんもあります。ここでも日本の企業が頑張っているんですね。

こっちにきて実際にカップヌードルを買っている現地の人を見たことがなかったのですが、ある日、この焼きそばの前を通りかかった中学生くらいの男の子と肝っ玉母さんの会話が面白かった。

男の子が焼きそばの前で「これ僕大好き!」お母さんは無視。
男の子「これ美味しいよ。僕欲しい!」お母さん「これは高いからこっちならいいよ。」(カップヌードルを指差す)
男の子「いやだ。これがいい!」(焼きそばを手に取り今にもカートにいれんばかり)お母さん「ダメ!」(棚に戻す)
数分後再びあらわれる。
「これ本当に美味しいんだよ。僕これ欲しい!」
お母さんはしぶしぶカートへ焼きそば入れる。

数分の間、私はその売り場で他のカップラーメンを物色していたので数分後のやり取りまで見届けられたわけですね(^.^;
どこの国でも似たようなことしているんだなぁとちょっとした親近感。

そんなにその焼きそばは美味しいのか、現地の子供が美味しいという味に興味がわき、買ってみました。日清の焼きそばテリヤキビーフ味です。安売りしていて一個1ドルです。確かにカップヌードルよりも高いです。

主人が私のいない間に食べてしまいました。曰く、日本の焼きそばとは麺も味も違うけど美味しい、パンに挟んで焼きそばパンにして食べるとさらに美味しいといいます。

もう一度買って二人で食べてみました。
ビーフとシュリンプの二種類にしました。

日本と作り方も違います。かやくを入れて、線まで水を入れて、電子レンジで五分チンします。そうすると水がなくなるのでそこへ粉末もしくは液体のシーズニングをかけて混ぜると出来上がり。お湯を沸かす必要もなければ、お湯を捨てる必要もないのでのでとっても簡単。日本でもこの方法はできないのかしら?電子レンジのワット数がこちらは1000wくらいなので出来ることなのかしら?

ひと口食べてみて、ソース焼きそばではないですね。中華屋さんの上海焼きそばに近いかなぁ。ビーフは一応ソース味に近い気もするけどテリヤキでもないような、シュリンプは塩味でガーリックがきいています。
そして結構油っぽいので食パンみたいなパンに挟んでちょうどよいお味。

どうしてもご飯が作れないとか、時間がないときにたまーに食べてもいいかなぁ。


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