メールオーダー

メールオーダーなるものをこちらに来て初めて聞いた。
家賃は小切手かメールオーダーで払ってください、ということだったので、小切手は無理だからメールオーダーを作らなければならない。
メールオーダーとは為替送金のことらしい。
郵便局か銀行でできるそうだ。
日本の郵便局では普通為替というようだ。

郵便局でお金と手数料を払い、証書をもらう。
その証書に受取人の名前を書いて、渡す。
控えを自分で持っておく。
たぶん、受け取った人はそれを郵便局に提示し、お金をもらう、という流れのようだ。

そこで、郵便局へ向かう。
駅前にある郵便局は古くからの建物のようで、とても重厚な造り。
重々しく、実際に重いドアを開けて中に入る。
中に列ができているので並ぶ。
すごく大きな建物なのに窓口は2つしかないみたい。
しかも、日本だと郵便とそれ以外みたいに窓口が分かれていたりするが、そんなこともない。
小包のようなものを持った人や、封書のようなものを持った人など並んでいる人もさまざま。
携帯電話で大きな声で話をしている人もいる。
並んでいる人はがっしりした黒人男性が多くて、なんとなく威圧感、圧迫感がある。

「Next one!!」
自分たちの番がきた。
「Mail order please.」と主人。
紙を見せて、1300ドルくらいのメールオーダーをしたいとお願いする。
が、1000ドルがmaximumだ、と言っているようだ。
郵便局員が何度も繰り返し同じことを言っている。
それはわかったが、どうしたら1300ドルにできるか、がわからない。
Tさんが飛んできてくれる。
2つに分けてくれ、と言ってくれたようだ。
なるほど。。。
1000ドルと残りに分かれて作ってくれた。

そしてお会計。
こちらが言った金額と違う。
あっそうか、手数料ね。
1%くらい上乗せされた金額を支払う。
100ドル札の登場。
マジックでお札にチェックを入れているけど、受け取ってくれた。
使えるじゃない、100ドル札。
大きな支払いのときは全然問題ないみたい。

はあ、これでニューヨーク初日で郵便局デビューも果たしてしまった。


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