私の住んでいるヨンカーズ(yonkers)という町は、ニューヨーク州ではありますが、マンハッタンではありません。
マンハッタン島の北に位置しています。
ブロンクスという治安の悪いといわれている地域に隣接しています。
よって、主人が語学学校で日本人と会い、どこ住んでる話になると、決まって、「ヨンカーズって治安が悪いんでしょ?大丈夫?」と心配されるそうです。
駅が近い、駅から買い物にいくスーパーやドラックストアが近いということは、車を持たずに生活できるわけで、低所得者層が多く住むため治安が悪くなる、ということらしいです。
確かに、この町は明らかに高級住宅街ではないし、私のように徒歩で(またはバスで)スーパーに買い物に来ている人も多いです。
なので、決して裕福な人たちとはいえないと思います。
でも浮浪者も少ないです。
暇そうにベンチに座っていたり立っていたりする人はいますが、家はありそうです。
まだこちらに来て1ヶ月ですが今のところ昼間駅周辺を歩いている分には危険を感じたことはありません。
夜は出歩いたことがないのでわかりませんが、窓から見える範囲ではむしろ人がいなさ過ぎて怖いです。
ヨンカーズという町は少し前に駅前を再開発したそうで、駅周辺だけきれいです。
そこから我が家までとスーパーと薬局に行く道は結構きれいです。
ただ、ちょっと外れるとだいぶすさんだ感じが出ているので寄り道はしません。
隣駅にホームステイしている主人の語学学校の日本人の話では、隣駅は駅前にギャングがたむろしているそうです。それは怖い。。。
電車でマンハッタン方面へ向かっても、反対側へ向かっても、小さな駅で雰囲気がヨンカーズと違い、ちょっとすさんだ感じがします。
ヨンカーズは周辺の駅に比べるとひらけていて、この辺の地域の中心地なんだと思われます。
現に、ヨンカーズ市の市役所がありますから。
ヨンカーズの駅舎内に警察も入っていますし、パトカーも駅前に必ず止まっています。
あと、驚いたことがひとつ、日曜日の午前中はびっくりするほど人がいません。
スーパーだってガラガラ。
まちのお店も結構しまっています。
図書館なんか日曜日は午後からしかあいていません。
理由はおそらく教会へミサに行っているのだと思います。
教会も近くに2・3件(?)あります。
教会周辺は総じて治安がいいです。安心して通れます。
信心深い人が多く、そのためある程度の治安が維持されているのではないか、と推測しています。
逆に日曜日の午前中に町をふらふら歩いている人はいつもの町にいる人よりガラが悪い気がします。
そんな人には近づかず、遠回りします。
我が家はキリスト教ではないので、日曜日の午前中にスーパーへ重たいものの買い出しに行くようにしています。