コロンビア大学のESLではタームの最終日の前日にファイナルテストがあって、最終日は成績のフィードバックとみんなで食べ物を持ち寄りポットラックパーティをします。
と言うとすごいパーティするように聞こえるかもしれませんが、打ち上げというか、小さな部署の納会というか、って感じです。
手作りのものでなくともよくて、チップスとか持ってきている人もいます。
そこで他の人が食べているものをみると、やっぱり日本のものは好き嫌いが分かれるようです。
午前中にやるのでお菓子が多いのです。おせんべいや抹茶チョコ系もトライはしてくれますが、リピートがあまりないって感じですね。
あんこは欧米の人の中には吐き出す人もいると聞きましたが、そこまでではなくともやはりリピートはないなぁってところです。
あと、宗教上食べられないものがある人もいますから、植物性のものが無難な気がします。
そんな中、主人が日本のスイーツをクラスメイトにあげて仲良くなろう♪と最近考え始めたようです。
最初に目をつけたのは歌舞伎揚げなどのおせんべい日系スーパーで売ってますが、日本の倍くらいの値段。これはちょっとあげるには大きいし、ばらまくにはお金がかかりすぎると結局はあげずに自分で食べちゃいました。
抹茶ポッキーとかは個別包装をしてないので配るには不向きですね。
キットカットの抹茶味の大袋は個別包装されていますが、夏はチョコが溶けるからチョコ系は厳しいかな。
そしてたどり着いたのが、ハイチュウ。ハイチュウってなんか懐かしく感じちゃいます。
中国で作って、森永のアメリカ子会社が販売しています。輸入品ではないので比較的お手頃価格。しかも一個一個個別包装されているんですよ。小さいので、ガムや飴を食べるのに自分だけでは申し訳ないから周りの人にあげるって感覚であげやすいみたいです。
で、結果はグローバルに好評だそうです。まぁ、直接もらっておいてまずいという人はよっぽどでない限りいないのでは?と私はちょっと穿った見方をしていたのですが、「どこで売っているの?」と根掘り葉掘り聞かれたと主人が言うのでこれは本当にグローバルに人気なのかも、と思いました。
私も久しぶりに食べてみて、ガムのようなキャラメルのような食感、キャラメルほどしつこくなく、フルーツの味が濃厚で最後は溶けるようになくなるのはなかなか美味しいかもしれない。
濃厚だけど甘すぎない、噛まないとだけど程よく溶ける、というのがいいのかもしれませんね。